
下肢静脈瘤とは、静脈内にある血流を支える弁が壊れて完全に閉じなくなり、足の血液が停滞もしくは逆流して溜まり、足の静脈血管が浮き出てきて目立つようになった症状のことをいいます。 長年立ち仕事をされている方、複数の出産回数のある女性などに多く見られる病気です。
足がつる、むくむ、疲れやすい、 皮膚が変色した、かゆい・・・これらは全て下肢静脈瘤の症状です。 これらの症状をそのまま放っておくと、足のだるさやむくみ、 かゆみや湿疹となり、重症になると皮膚が黒ずみ、ただれてきます。
下のような症状が出ると、下肢静脈瘤の可能性があります。ひとりで判断せずに、専門医にみせられることをおすすめします。
- 静脈瘤のコブがある・血管が浮かび上がって見える
- 足にコブのように血管が浮き出る、血管の色が目に見えて浮き出ている。状態です。
- 皮膚炎・湿疹がある
- 足首の周囲や静脈瘤の周囲に皮膚炎や湿疹がおきやすくなります。
- 色素沈着がある
- 血液の成分の中に含まれる色素が組織の中に沈着している状態です。
- 潰瘍(かいよう)が出来ている
- 皮膚の血液循環が悪いために、傷ができやすく、すぐに潰瘍化してしまいます。 放置すると徐々に増大していきます。
| 下肢静脈瘤 外見上の症状 | 下肢静脈瘤 外見以外の症状 |
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- 下肢静脈瘤の症例
手術後は、血流機能の改善を図るために弾性包帯を1~2日間使用します。
自宅での傷の消毒は必要ありません。退院後4~5日で受診して頂き、傷の状態を観察します。手術翌日から仕事再開も可能です。
当院では下肢静脈瘤の日帰り手術を行っております。下肢静脈瘤は重症になると下腿の潰瘍(かいよう)を形成し、治療に難渋(なんじゅう)されることも少なくありません。
以前は、原因となる静脈を全て除去する手術が行われていましたが、術後に下肢の腫脹疼痛(とうつう)を併発する事も多く、 1~2週間の入院が必要でした。最近では、下のような治療法が考案され、これらを組み合わせた治療が行われています。
- 部分的に静脈を抜去する選択的抜去法
- 静脈瘤に硬化剤を注入する硬化療法
- 静脈瘤を縛る結紮(けっさつ)術
| 手術当日まで | 1.外来診療まず外来診療をうけていただき、手術の適応を判断し、必要な検査の予約をします。 2.検査下肢静脈造影により下肢静脈の血流を確認します。造影剤を点滴し下肢のレントゲン撮影をします(30分~1時間) 3.検査結果の説明と手術日の決定手術に必要な検査(心電図・胸部レントゲン・採血・呼吸機能検査)の実施。 前回までの受診時に行うこともあり、検査内容は術式・麻酔により異なります。 DSコーディネーターより手術前と手術後の注意点について説明をさせていただきます。 |
下肢のレントゲン撮影
DSコーディネーターによる説明 |
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| 手術当日 |
3.手術室へ手術当日は約1時間前に来院していただいております。 4.麻酔・手術手術後は日帰り手術センタ-に戻りますが、 麻酔時間が短いため覚醒は良好です。手術の後は、十分に休んでいただき術後約1時間で水分摂取、 術後約4~5時間で食事摂取が可能です。 トイレに歩いて行くこともできます。 5.退院退院に際し、患者様の希望を確認します。希望により一泊入院も可能です。 退院が決まった後は、退院後の生活についてアドバイスさせていただきます。 |
手術室へ
手術後の食事 |
| 手術翌日以降 |
6.電話訪問退院の翌日に、DSコ-ディネ-タ-が患者さまのご自宅に電話を入れて状態をお伺い致します。 7.退院後4~5日後に外来受診していただきます。弾性ストッキングを装着していただきます。 |
弾性ストッキング |
- 日帰り手術を受けられた患者さまのアンケート結果
- 日帰り手術センターでは、術後の患者さまにアンケートをおこなっております。
9割以上の患者さまから、全体を通して満足との評価をいただいております。 アンケートは、医師の対応やDSコーディネーターの指導等、多岐にわたるものです。
そのなかでも、患者さまが特に関心をお持ちの項目として、「退院後の傷の痛みはどうか」という項目があるかと思います。
アンケート結果では、約7割の患者さまが「ほとんど痛みはなかった」、約3割の患者さまが「ときどき痛みはあったが我慢できた」と回答されています。 また、術後どれくらいの自宅安静が必要ですかという質問には、約3割の患者さまが「手術翌日」、 約3割の患者さまが「2~3日」、約2割の患者さまが「4~5日」、 残りの患者さまが「それ以上」と回答されています。
手術スケジュールに関しては、約7割の患者さまが「予定どおりであった」と回答、残りの患者さまは「変更したが社会生活に支障はなかった」と回答されています。
日帰り手術センターでは、医師とコーディネーターが一緒になって患者さまのフォローにあたります。 術前・術後の不明な点やご心配な点は、納得がいくまでご質問下さい。 術前術後を通して患者さまが安心して受けられる医療ができるような体制作りを心がけています。























