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先輩メッセージ

先輩看護師からのメッセージ


山ア 絵美

私は病棟勤務を経て、今はICUで日々状態が変化する患者様を受け持ち、回復の支援やご家族のサポートをしています。なかなか状態が回復せず、看護師として何もできずに不甲斐ない気持ちになることもありますが、その反面、少しでも改善の兆しがあると大きな喜びを感じることができます。
今でも強く印象に残っているのは、くも膜下出血で入院している患者様を受け持った時のことです。患者様はまったく反応がなく、人工呼吸器で呼吸管理をしている状態でした。毎日面会に来られるご家族の「何か自分たちにできることはないか?」という声を聞き、スタッフ全員で話し合った結果、足浴や手浴を一緒にすることにしました。そして私が受け持ちだった日、こちらの呼びかけに対してわずかですが指が動く反応があったんです。すぐにご家族に伝え、今度は一緒に呼びかけたところ、また反応がありました。この時、涙を流して喜んでおられるご家族の姿を見て、看護師になって良かったと感じました。
時にはつらい状況を目の当たりにしなければならいこともありますが、それ以上に大きな感動や喜びに出会えるのが看護師の魅力だと思います。

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矢野 晋

救急外来では、患者様の情報が少ない状況で、いかに早く状態を評価して対応するかが重要です。入職間もない頃は知識も技術も未熟で、思うように動くことができませんでした。迅速に患者様のケアをされている先輩の姿を見ると、何もできない自分が歯がゆく、患者様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そんな僕を支えてくれたのは部署内の先輩方でした。困っている時さり気なく声をかけもらい、いろいろなアドバイスをいただいたおかげで安心して看護に取り組めるようになりました。本当に感謝しています。そして少しずつ知識をつめ込むだけではなく、先輩方の看護をしっかりと見て学ぶことが大切だと気づきました。
先輩方は慌ただしい中で患者様だけでなくご家族へのケア、そして僕たち後輩のフォローもされていて、「すごい!」と思いました。そのような先輩方と一緒に仕事をする毎日はすべてが勉強であり、刺激にもなっています。僕もいつまでも新人というわけにはいきません。後輩たちから頼られる看護師に成長できるよう頑張ります。

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藤川 瞳

「患者様に常に“家族愛”で接し、医療・看護の進歩を目的とする」という当院の理念に魅力を感じ、私も思いやりあふれる看護がしたいと思い、入職しました。
新人看護師として1年間働いて感じたことは、まず院内・看護部内の教育体制がしっかりしているということです。研修や勉強会に参加する中で、病院全体でより良い医療の提供を目指していることを強く感じました。
自分自身の看護を振り返ると、自分の知識と技術の足りなさを痛感した1年でした。でも、病棟の先輩方から指導していただき、ローテーション研修を受けることで、「原理・原則に則った知識と技術」が少しずつ身についていることを実感しています。そして、患者様の個別性に応じた創意工夫を考え、行動できる「TOOTASナース」を理解できるようになってきました。
2年目は、この1年で学んだことを活かして、患者様だけでなくご家族も含めたケアを実践していきたいです。

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多根総合病院は 〜人を育てる職場です〜

横田 美智代

当院に入職して10年が経ち、2児の母となりました。妊娠中はまわりのスタッフや上司の方々が気遣ってくださり、無理することなく働くことができました。産休・育休をいただき、復帰する時は少し不安でしたが、仲間のサポートのおかげでスムーズに仕事ができました。また、働くことで育児のストレスを軽減でき、充実した毎日を送ることができたように思います。
その後、現在の緩和ケア病棟での勤務となり、命と人生に向き合う患者様と接することで、「私たち看護師は何を求められているのか」「何ができるのか」と考えるようになり、認定看護師を目指そうと決意しました。専門的な知識や技術を学び、患者様の想いに添うことのできる看護を提供できるよう頑張ります。

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坂野 純子

当院看護部は「愛を原理とし、秩序を基礎とし、進歩を目的とす」という、きつこう会の理念に基づいた、専門職業人としてそれぞれの状況に応じて段階的に成長できる教育プログラムを整えています。この教育プログラムによって、卒後5年目で看護部が目指す「TOOTASナース」に到達することを目的としています。さらに、認定看護師や実習指導者などの資格取得に向けての支援も積極的に行っています。
新人教育に関しては、新人看護職員研修ガイドラインに沿ってローテーション研修をふくむ年間計画を立てて実施しています。ローテーション研修は、さまざまな部署の看護技術やケアに接することで視野が広がるという感想が多く聞かれます。また、私たち指導者としてもブレのない統一した看護の提供や他部署との比較・評価ができ、教育・指導についての理解も深まる効果があります。
このような取り組みで、指導する側と指導を受ける側それぞれが自分の看護について語り合うことが大事だという思いが強くなってきました。今は院内の研修を担当することが多いのですが、今後は研修だけでなく、もっと看護について語り合える機会をつくりたいと考えています。そして、「TOOTASナース」としての自覚と責任を持って後輩に看護の楽しさを伝えていきたいですね。

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